埼玉県飯能市は、ムーミンととっても関係の深い町なんです。この町にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は別名「ムーミン谷」とも呼ばれています。
なにしろこの公園は、まるでムーミンの世界に迷い込んだようなステキな公園なんです。さらには2018年秋には、この飯能市にムーミンテーマパーク「メッツァヴィレッジ」がオープンし、飯能市は名実ともにムーミンの町になります!
今回は、日本のムーミン谷とも言われる、無料で楽しめる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」についてお伝えしますね。
※もう一つのムーミン谷「ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ」の詳細はこちら。
埼玉のムーミン谷 あけぼの子どもの森公園とは
一歩入ると、そこはまるでムーミンの世界そのもの。橋の上でスナフキンやムーミンが座って、おしゃべりしている姿が見えるようです。
それもそのはず、あけぼの子どもの森公園は原作者、トーベ・ヤンソンさんの「ムーミン」童話やムーミン達が住んでいるとされる北欧をモチーフにした公園なんです。
広さは7.6ヘクタールもあり、東京ドームの約1.6倍の大きさになります。これだけ広いと一日中楽しめますね!
この公園は「自然との共生・自我と自由の尊重」がコンセプト。「自然=遊び場」という考えなので、公園の定番遊具のブランコや滑り台といったものはありません。
そのかわり、ムーミン童話に出てくるムーミン屋敷や、スナフキンが釣りをする水遊び小屋などの、ムーミン世界を体験できる建物があり、中に入って遊ぶことができます。
埼玉のムーミン谷 ムーミン屋敷は遊びごころがいっぱい!
あけぼの子どもの森公園には、ムーミン屋敷を思わせる、「きのこの家」があります。
この「きのこの家」は、子ども達に大人気!いろんな仕掛けがたくさんあって、まるで忍者屋敷のよう!
子供って、隠れ家的な家に憧れますよね(^^ きのこの家は、まさにそんな子供たちの夢がいっぱい詰まった冒険ができる家なんです。
ムーミンハウスは土足禁止なので、屋敷の中はとてもきれい。小さな子どもがいるママさんも安心です。また、家の中は飯能市特産の木材がふんだんに使われていて、木のぬくもりをたっぷり感じることができますよ。
埼玉のムーミン谷 きのこの家 1F
1Fにはリビングとキッチンがあり、ムーミンやムーミンママがここでくつろいだりお料理をしたりしてるのかな~と、想像するだけで楽しい空間です。
ここで、ムーミンママがお料理をしている姿を想像するのも楽しですね!
ゆったりと座れるリビング♪
小さな子どもが椅子に座ったりお料理のまねごとをしたりと、思い思いにあそぶ姿は見ていてホッコリします。
リビングには暖炉があり、冬になると火が入り、ムーミンたちがここで温まっている姿が目に浮かびます。
実際に暖炉に火をつけるんですね!すすで黒く煤コケています(^^)
見てください!きのこの家の中は、木でいっぱい!足の裏で気の質感を感じながら、上に登ってみましょう。
2階に上がる階段はらせん階段になっていて、ちょっと変わった、遊び心満載な手すりが付いています。どの子も、この階段を我先にと駆け上がって行くんですよ♪
埼玉のムーミン谷 きのこの家 2F
2Fは、いろんな所に仕掛けがいっぱい!
真ん中の筒状の柱は、中が空洞になっていて、下の穴から上に登れます。子ども達は上の丸い穴から顔を出したりして大はしゃぎです♪
他にも、中2階の奥にはおままごとができる場所があり、お人形やキッチン道具が揃っていますよ。
他にも屋敷の中には大人も子供の楽しめる、楽しい仕掛けがたくさん!子どもだけでなく大人も楽しめるようになっています。
埼玉のムーミン谷 きのこの家 3F
キノコの家はさらに3Fもあって、こちらは屋根裏の部屋のような、ちょっと隠れ家的な雰囲気。
部屋はありませんが、らせん階段が上まで続いて、狭い空間を一周できるようになっています。
あまりの狭さに全体の写真を撮ることができませんが、この狭さが子ども達の遊び心をくすぐります!
こんなに面白いお家、ワクワクしない子供はいませんよね!(^^)
埼玉のムーミン谷 きのこの家 外階段
きのこの家は外にも階段があり、1階から3階まで上がることができます。
外階段は、写真のように鉄の手すりがありますが、万が一乗り越えては大変なので、必ず親が付き添いましょう。
この外階段は、大人の私でもワクワクします(^^;
その他にも1階から地下に行く階段もあります。地下は広い部屋がありますよ。
埼玉のムーミン谷 スナフキンの水あび小屋
ムーミン童話に出てくる、スナフキンの水浴び小屋です。まさに童話の建物そっくり!
2019年3月16日にオープンするムーミンバレーパークにも、スナフキンの水浴び小屋が再現されるそうですよ。
どちらもスナフキンが本当に釣りをしていそうな雰囲気ですね!
あけぼの子どもの森公園ではスナフキンのように釣りをすることはできませんが、こんな風に池の周りで遊ぶことができますよ♪
埼玉のムーミン谷 クオリティが高いのに、無料なのがすごい
ムーミン谷を再現した独創的な建物が至る所にありますが、なにがすごいってそのクオリティの高さです。
スペインのガウディ?のようなデザイン性あふれる建物に、大人の私でさえ、本当に絵本の世界に入ったようなワクワクした気持ちになります。
実際、上記で紹介したようにムーミン屋敷の中はいろんな仕掛けが施してあって、大人も子供も一緒になって遊べるようになっています。
子どものころに見た絵本で、家なのに滑り台があったり秘密部屋がある家を見て「こんな家に住みたいな~」と思ったことはありませんか?まさにその理想の家が、ここにはあります。
この建物で遊ぶ子どもたちは、空想の世界でものすごい想像力を掻き立てられて、クリエイティブな才能にとてもいい影響があるかもしれません♪
他にも、こんな面白い屋根があったり、
鉄の橋があったり、
トムソーヤに出てきそうな、アスレチックがあったり、
こんなにすてきなベンチもありますよ♪
その他にも、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンについてやムーミンについての資料や展示がある「森の家」
いろんなイベントが行われる「子ども劇場」など
全て木で作られた、ステキな建物ですよ♪
埼玉のムーミン谷 公園内におしゃれなカフェ♪
あけぼの子どもの森公園の中に、おしゃれな北欧カフェがオープン!
メッツァビレッジよりも一足先に、フィンランドで人気のスムージーや北欧のスローブモーな料理を楽しむことができます(^^)
おしゃれな食器に、スローブモーな美味しい料理♪
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あけぼの子どもの森公園カフェの詳細はこちら。
⇒あけぼの子どもの森公園カフェ・プイスト!メニューや値段・味は?ムーミン谷の混雑状況は?
⇒あけぼの子どもの森公園内にカフェが!埼玉のムーミン谷でランチができる!
埼玉のムーミン谷 周辺の飲食店情報
トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園内にカフェもありますが、お弁当の持ち込みもOKなので、レジャーシートを持って行って芝生の上などでお弁当を広げて食べましょう!
ただし、建物内での飲食は禁止になっています。
お天気のいい日に、自然いっぱいの公園で食べるお弁当は、格別に美味しいですよね!
でもお弁当は作りたくないな~という人のために、周辺エリアのオススメ飲食店をご紹介します。
あけぼの子どもの森公園のすぐそば!「カフェアンドレストラン ホットポット」
あけぼの子どもの森公園のすぐ近くにある、ムーミンの世界を感じさせるカントリー調のカフェです。山小屋のような雰囲気で、チーズケーキが美味しいと評判のお店です。
他にもドリンク付きのランチメニューなども揃っています。ここならムーミン谷のすぐそばなので食事をするのに便利です。
出典:食べログ mikeneko321さんの写真
お店:カフェアンドレストランホットポット
住所:埼玉県飯能市阿須891-24
TEL:042-972-7248
定休日:不定休
時間:<月・火・日>11時~17時半/<水~金・土>11時~20時半
ムーミン谷公園 おしゃれなイタリアン「もりのたね」
地元では人気のレストラン。野菜いっぱいでボリューム満点のイタリアンレストランです。
中は落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事をすることができます。ランチ時間帯は予約をしておくと安心です。
店名:もりのたね
住所:埼玉県飯能市落合317-1
TEL:042-972-7379
定休日:月曜日
時間:ランチ 11時~14時/ディナー 18時~21時
ムーミン谷公園 武蔵野うどんの原点!?地元密着「手打ちうどん さわだ」
商売っ気のない外観に、中は公民館!?意外性のあるお店です。
味はがっつりとコシ・弾力のあるうどんで、一度食べると病みつきになる人続出!お世辞にも観光客向けのキレイなお店とは言い難いですが、それがまた地元に溶け込んだようで楽しいです。
しかも、安い!だいたい400円代~500円代でお腹いっぱい食べられます。お茶やお水はセルフサービスで、商売っ気のないお店でも大丈夫な人は、絶対楽しめるお店です!
店名:手打ちうどん さわだ
住所:埼玉県入間市根岸461-1
TEL:04-2936-1726
定休日:無くなり次第終了 ※月曜の祝日は休み
時間:10:30~14:00
ムーミン谷公園 地元で評判の、オシャレで美味しいパン屋「パンジャ」
カフェやレストランで食べるのもいいけど、お弁当の代わりに地元のおいしいパンを買って、あけぼの子どもの森公園の中で食べるのもオススメ!
これにピッタリなのが、地元でも評判のベーカリーショップ「パンジャ」。
お店に入るとパンのいい香りが漂ってきて、幸せな気持ちになります。パンジャのオススメは、無添加の揚げカレーパン。
出典:パンジャHP
こじんまりとしたお店ですが、どのパンもすごく美味しそうで、種類もたくさん!食パンの袋に顔が描いてあったり、ちょっとした遊び心もあるパンが並んでします。
テイクアウトして、あけぼの子どもの森公園で食べるのがオススメですが、お店の中にはイートインコーナーもあって、焼きたてのパンを食べることもできますよ♪
出典:パンジャHP
店名:パンジャ(PANJA)
住所:〒358-0054 埼玉県入間市野田939-1
TEL:04-2932-5808
時間:8:00 – 20:00
定休日:木曜日
パンジャ公式HP:http://www.go-panja.com/shop.html
埼玉のムーミン谷 ムーミン谷のアクセス方法
埼玉県飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に行くのに、公共機関を使う場合は、ハッキリ言ってアクセスが悪いです。
もし公共機関を利用するなら、最寄り駅は西武池袋線・元加治駅になり、ここから約20分ほど歩きます。
バスも走っているようですが、本数が少なく、待ち時間に歩いた方が早く着く場合もあるので、おっくうでなければ歩いた方がいいでしょう。もしくはタクシーで向かいましょう。
車を利用する場合は、ムーミン谷公園の横にある「阿須運動公園」に無料の駐車場があるので、こちらを利用しましょう。台数は250台ほど駐車できます。
所在地:〒357-0046 飯能市大字阿須893番地の1
電話番号:042-972-7711・公共交通機関でお越しの方
最寄駅:西武池袋線 元加治駅下車 徒歩20分
・お車でお越しの方
最寄インター:
圏央道狭山日高インターより約20分 圏央道入間インターより約20分
関越自動車道川越インターより約50分
駐車場:市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用
駐車料金:無料
メッツァビレッジが2018年11月にオープン!
飯能市にムーミンテーマパークができると発表されてから、はや数年・・・。やっとここまでこぎつけました。
以前は殺風景だった飯能駅周辺も、最近はムーミン色を徐々に出してきています。
きっと11月のオープンに合わせて、飯能市はムーミン一色になる事でしょう!ムーミンテーマパーク・メッツァの完成と、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の相乗効果で、飯能市は全国でもムーミンの町として有名になりますね(*´▽`*)
ムーミンテーマパーク・メッツァビレッジの詳細はこちら
あけぼの子どもの森公園からメッツァまで 所要時間
あけぼの子どもの森公園とメッツァは、同じ埼玉県飯能市にあります。しかもとっても近いので、せっかく飯能市まで来たのならどちらも行ってみて欲しいです!
車なら、メッツァからあけぼの子どもの森公園まで、約15分(5.6km)です。
ただしバスの場合はかなりアクセスが悪いです。メッツァからあけぼの子どもの森公園に行くには、
①一旦飯能駅か東飯能駅に戻ってタクシーに乗って行く
②メッツァ(またはあけぼの子どもの森公園)から直接タクシーに乗って行く
③西武池袋線「元加治駅」まで行き、歩く(徒歩20分)
となります。
ムーミン谷が埼玉に!あけぼの子どもの森公園と周辺ランチ&アクセス方法は?メッツァ情報も!まとめ
いかがでしたか?
メッツァがオープンすると、「あけぼの子どもの森公園」も来場数が確実に増えると思うので、今のうちにゆっくり散策してみてはいかがでしょう。
ぜひ季節のいいこの時期に、お子さんと一緒に訪れてみてくださいね!
コメント
キャンプできますか?
初めまして。サイト訪問ありがとうございます。あけぼの子どもの森公園ですが、残念ながらキャンプはできません・・・。
比較的大きな公園ではありますが、アウトドアを行えるような設備ありません。
小さな子供を遊ばせるのには十分楽しい公園ですので、もし訪れる際には楽しんでくださいね。
参考になれば幸いです。ご訪問、ありがとうございました!