2018年11月9日にオープンしたメッツァビレッジ。
2019年3月には、待望のムーミンバレーパークが開業します。
このムーミンバレーパークオープンに合わせて、メッツァ最寄りの駅としていま脚光を浴びている西武鉄道の飯能駅が、なんと!北欧デザインにリニューアルします!
飯能市だけでなく、鉄道まで巻き込むことになったムーミンの魅力。
今回は、「西武鉄道のメッツァにかける本気度」についてご紹介します!
鉄道ならではの「ムーミントレイン」の実現なども併せてご紹介しますね。
西武鉄道飯能駅とは?
飯能駅は池袋駅からレッドアロー号で約40分、普通電車で50分程の場所にある埼玉県飯能市にあります。
飯能市は埼玉県の南西部に位置する、自然豊かな街です。人口は約8万人で、キャンプやバーベキューができる河原や、初心者でも楽しめるハイキングコースがあったり。
自然いっぱいの森やサラサラと流れる小川、澄んだ水いっぱいで満たされた湖など、まさに日本の北欧と言っていいくらい、飯能市は北欧フィンランドのような場所。
そんな飯能市だからこそ、ムーミンの原作者・トーベ・ヤンソンも、あけぼの子どもの森公園に「トーベ・ヤンソン」の名前を付けることを許したんですね(^^)
とにかく自然豊かで、この自然を求めて観光客が来る飯能市にあるのが、西武鉄道の飯能駅。飯能市は、都心の池袋からわずか40分で自然を満喫できる場所として、知る人ぞ知る魅力ある場所です。
飯能駅自体もかなり大きく、駅と直結した大きなホテルがあったり、駅の周辺には飲食店も多く並び、とっても便利な駅です。
しかも、飯能駅を降りると大きなバスセンターがあり、そこからメッツァ行きの直行バスも出ています。
ただ「飯能駅」と言われて「あ~、あの駅ね」という人は少なく、地元の人や秩父方面に行く人以外は、知名度としては低かったのではないでしょうか。
少なくとも私は、飯能市のムーミン谷と言われる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」を知るまで、飯能市のことは知りませんでした。
そんな飯能駅が、メッツァができたおかげで(?)いまや全国区の知名度になろうとしています!
特に2019年の春には、フィンランドの国民的アニメ「ムーミン」の世界観を体験できる「ムーミンバレーパーク」ができるということで、日本全国のムーミンファンだけでなく、北欧好きの人やテーマパーク好きの人など、子供から大人までオープンを心待ちにしている人がたくさんいるんですよ(^^)
飯能駅が北欧フィンランドにリニューアル!
そんないま注目の飯能駅が、来年3月にオープンするムーミンバレーパークにあわせて、北欧デザインにリニューアルすることが決定!
これは飯能市にとっても西武鉄道にとっても、観光客を呼び込むチャンスです!
この商機を逃すまいと、西武鉄道は「メッツァ」の最寄駅の一つである「飯能駅」を、観光客を呼び込む玄関口として、北欧スタイルを体験できるメッツァビレッジ・ムーミンの世界観を体験できるムーミンバレーパークにふさわしい駅へとリニューアルすることに。
特に駅舎は、「飯能」の特徴と「北欧フィンランド」の特徴を取り入れ、「本物のフィンランドデザイン」を実現するために「フィンランドのデザイナー」にデザインを依頼し、「飯能駅リニューアルデザインコンペ」を行うほどの力の入れようです!
しかも一次コンペに通過したデザイナーには、実際にリニューアルする飯能駅を見てもらうため、飯能市に招待したそうですよ。
出典:西武鉄道
飯能駅の北欧デザインは、フィンランド大使館も協力!
西武鉄道の飯能駅の北欧デザインへのリニューアルにあたって、なんとフィンラド大使館も協力しました。
2017年度に西武鉄道とフィンランド大使館の共催で、フィンランドのデザイナーを対象にしたコンペを実施し、最終的に1つの会社に決定。
普通なら、日本国内のデザイナーに頼みそうなものですが、わざわざ本場フィンランドのデザイナーに頼んだり、フィンランド大使館も巻き込んだりと、かなり大がかりなリニューアルです。
このことからも、西武鉄道がいかにメッツァに可能性を感じ、期待をしているかがわかりますよね。
飯能駅のフィンランド化は、西武鉄道の本気度が見えますね!
飯能駅がムーミン谷に?北欧デザインとは
飯能駅北欧フィンランドデザイン コンセプト
飯能駅を北欧フィンランド風にリニューアルするにあたり、そのコンセプトは
「Sykli(サイクル)」だそうです。
自然環境の「サイクル」と人間の動きを対比させたデザインは、観光客や地元民にもひらかれた駅として、各々が行きたい方向へ誘導できる環境を整えることを目指しているとのこと。
必要以上に装飾するのではなく、洗練されていながらも、随所に自然を感じられ生活に溶け込むデザインは北欧らしくてステキです。
観光客だけでなく、飯能市民も楽しみなリニューアルですね!
飯能駅北欧フィンランドデザイン コンコース
出典:西武鉄道
木材のように見える膜天井を、ホームから階段、コンコースと、それぞれの目的の場所へと誘うように取り付けます。
天井に見える黄色い鳥(かもめ)はモチーフでもあり、飯能駅を利用する客を導く役目もあります。
飯能駅北欧フィンランドデザイン 階段
出典:西武鉄道
飯能駅北欧フィンランドデザイン ホーム
出典:西武鉄道
出典:西武鉄道
飯能駅のホームは四季がテーマになっていて、ホームごとに設定する季節が異なります。
1・2番ホームは「春」、3・4番ホームは「夏」を、また特急ホームは「冬」を表現。さらに照明で粉雪を表現するそうですよ(^^)
とってもステキですね!
ちなみに、フィンランドは秋がとても短いので、「秋」のホームはないそうです(^^;
ホームには木材を使ったモチーフを設置し、そのモチーフは、みんなが思い思いに座れるようにベンチとしての役割も担っています。
飯能駅北欧デザインは、かもめがキーワード!?
こうやって完成予想図をみると、天井には人をいざなうカモメが飛んでいるのがわかります。
駅の改札口から、階段、ホームと、カモメが人を誘導する大事な役目として、設置しているのですね!
フィンランドのカモメも、こうやって駅構内に入ってくるのでしょうか(^^)
フィンランドのゆったりとした日常や人々の交流を描いた、フィンランドを舞台とした映画「かもめ食堂」からもわかるように、カモメはフィンランドの象徴なのかもしれませんね。
西武鉄道・飯能駅 ムーミンキャンペーン?!
西武鉄道は、2019年春のリニューアル完成に向けて、メッツァにちなんだプロモーション企画を実施する予定だそうです。
これはとっても楽しみ!
西武鉄道は今までにも、「きゃりーぱみゅぱみゅ」とのコラボ企画「KPPトレイン」など、さまざまな目玉企画を実施してきました。
もちろん今回も、これだけ大掛かりで西武鉄道の本気度が感じられる飯能駅のリニューアルなので、メッツァやムーミンにちなんだプロモーション活動が行われることは、間違いありません!
しかも「ムーミンバレーパーク」は、本場フィンランドと日本にしかないという「ムーミンテーマパーク」なので、オープンに向けてムーミントレイン走るのは、ほぼ確実と思っていいのではないでしょうか。(^^)
また他にも、飯能市とメッツァでは、メッツァだけでなく、メッツァに来たついでに飯能市の他の観光名所に足を運んでもらえるような案を考えているとのこと。
お得な割引切符もありえますね!
他にも、西武鉄道や地元のバスなどがタッグを組んで、メッツァを中心とした「ムーミンバレーパークに行こう!お得な飯能市周遊ツアー」と銘打った旅行企画や、飯能市のおすすめ宿に泊まれる「飯能1泊2日の旅」など、いろいろな企画が持ち上がるかも(^^)
とにかくこのメッツァビレッジ、ムーミンバレーパークを含むメッツァは、飯能市だけでなく西武鉄道や地元のバス会社など、さまざまな会社からの期待を背負っての出発となりそうです!
ムーミンファンとしては、ムーミングッズが付いたお得な割引往復切符や、ムーミンバレーパークの入場料金が割引になる企画などがあると嬉しいですね♪
こういった企画があると、車ではなく電車で行ってもいいかなと思えるので(^^)
ぜひ西武鉄道さんには、魅力ある企画を考えてもらいたいですね!
飯能駅が北欧フィンランドに!ムーミントレインも♪西武鉄道の本気度がわかる!まとめ
飯能駅の北欧フィンランドデザインへのリニューアルについて、ご紹介しました。
日本のムーミン谷と言われる飯能市。
ムーミンバレーパークがオープンしたら、ぜひ行ってみてくださいね!
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