ムーミンパパは、主人公ムーミントロールの父親です。
いつもシルクハットを被り、パイプを加えている姿はとってもダンディですよね!
でもお茶目なところもあったり、冒険好きだったりと意外な一面もあるんです。またちょっぴり悲しい少年時代も・・・。
今回は、ムーミンパパについてご紹介します。
ムーミンパパ ムーミンパパってどんな性格?
ムーミンパパって、どっしりと構えて動じないように見えますが、本当はちょっと困った人なんですよ(笑)
ムーミンシリーズの初作品「小さなトロールと大きな洪水」で、ムーミンパパはムーミンとムーミンママを置いて、ニョロニョロと一緒に冒険に出てしまっているんです!
しかもずいぶん長い間帰ってきておらず、ムーミンママも心配している様子が描かれています。
この本の最後で、洪水で流されそうなところをムーミンママに助けられたムーミンパパ。
それ以来また3人は一緒に暮らすことになりますが、その後もちょくちょく冒険癖が出てしまう、家族にとってはかなり迷惑な人物です(;^ω^)
そんなちょっと困ったパパですが、本当は家族を愛し、守ることが自分の使命と考えている愛情深い人物です。
職業は作家で、自分が体験した冒険を書いています。また職業ゆえか、考え方が哲学的で、知識も豊富。その豊富な知識をもとに、みんなにアドバイスをすることもしばしばです。
パパは手先も器用で、ムーミン谷にある一家が暮らすムーミン屋敷は、パパが一人で建てました。家を作るなんてすごいですね!
またムーミン谷に流れる川にかかっている橋も、パパが作っています。
ムーミンパパ ムーミンパパは捨て子!パパの悲しい秘密
ムーミンパパが捨て子だって、知ってましたか?
しかも孤児院の前に、紙袋に入れて捨てられていたんです・・・。「ムーミン捨て子ホーム」の階段に、買い物用の紙袋に入れられて置き去りにされていました。
なんとも悲しい出生の秘密ですね。
「ムーミン捨て子ホーム」は、厳格なヘムレン一族のヘムレンおばさんが経営していたのですが、この施設がとにかく窮屈で、自由のない場所でした。
気持ちよくおしゃべりのできる場所とか、個室とか、階段やバルコニーや塔なんかなく、それどころか、夜起き上がって、食べたり、しゃべったり、歩き回ったりすることは止められ、おしっこするのがやっとこさでした
決まった時間に食事をし、決まった時間に体をあらわなければならないとか、お辞儀をするときには、尻尾を45度の角度で、上にピンと立ててなければいけなかったというような規則ずくめの施設
ほかのムーミンとは違い、好奇心旺盛な性格だったムーミンパパは、施設の中でも浮いた存在になり、ヘムレンおばさんからも疎まれるようになっていきます。
そんな環境に嫌気がさしたのか、パパはある日、置き手紙を残して孤児院を脱走してしまいます。
「大きな使命が、私を待っているような気がします。それに、ムーミンの命は短いのです。ですからわたしは、ここをでていきます。」
制限ばかりで自由のない生活は、パパにとって窮屈で、とても幸せな生活とは言えなかったのでしょう。
こうしてパパは自由と冒険を求め、孤児院を脱走してしまいました。
このムーミンパパの半生については、「ムーミンパパの思い出」で詳しく描かれています。
ムーミンパパ ムーミンママとの出会い
孤児院を脱走したムーミンパパは、旅の途中で出会った発明家のフレドリクソン、ヨクサル、ロッドユールという友達と一緒に、フレドリクソンが作った「海のオーケストラ号」という船で旅をします。
この冒険の後のある嵐の夜、海でおぼれている女性を助けます。
そう、これがムーミンママだったのです!
なんてドラマチックな出会いなんでしょう。
これがきっかけで二人は結婚します。ムーミンママにとって、パパは命の恩人なんですね。ちなみに、ムーミンママのトレードマークのバッグは、このおぼれている時もしっかり持ってました(笑)
ムーミンパパ パパの冒険癖
ムーミンママと結婚し、ムーミントロールが生まれ、幸せな家族をもって落ち着いたかと思いきや、パパの冒険に対する情熱は失われておらず、ちょくちょく冒険の旅に出てしまいます。
最初にも触れましたが、ムーミンシリーズの第1作「小さなトロールと大きな洪水」では、ムーミンママとムーミンを残し、ニョロニョロと一緒に旅に出ていますし、また「ムーミンパパ海へいく」では、家族を連れて灯台のある島に移住します。
その他にも、ムーミンパパの冒険癖に家族が巻き込まれるシーンが多くあり、家族から見るとかなり迷惑な一面のある人物です。
ちなみに原作者トーベ・ヤンソンさんによると、ムーミンパパは「大人の男の人のダメなところを凝縮したような人物」だそうです。
ムーミンパパ ムーミンパパのモデルになった人物
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ムーミンパパのモデルは、原作者トーベ・ヤンソンさんの父親です。
父親のヴィクター・ヤンソンは彫刻家で、家族みんな、父親のことを彼のアーティストとしての名前”ファファン” と呼んでいました。
父親のヴィクター・ヤンソンは海と危険が大好きで、嵐の日には家族を連れて海に出たそうです。
同じように、海と危険が大好きなムーミンパパに、ムーミンママやムーミンも付き合わされる羽目になりますが、トーベ・ヤンソン自身はそんな貴重な体験をさせてくれた父親が大好きだったそうですよ。
ムーミンパパ ムーミンパパの声優
大塚均(1969年版・1972年版)
高木 均(たかぎ ひとし、1925年2月26日生まれ 2004年2月11日没)
東京都出身の、日本の俳優・声優・ナレーターです。
アニメ声優としては、ムーミンパパの他に「となりのトトロ」の「トトロ」、「銀河鉄道999」のナレーションなどを担当したり、数々のドラマや映画の吹き替えもしています。
徹子の部屋に出演した時は、顔出しした状態で「トトロ」の声を披露していました。
ムーミンでは、アニメ「ムーミン」でムーミンパパの声を担当しました。
大塚明夫(1990年版)
大塚明夫(おおつかあきお 1959年11月24日生まれ)
東京都出身の、日本の男性声優・俳優・ナレーターで、父・大塚周夫も声優です。
独特の低い声が特徴で、洋画の吹き替えに多く出演していることで特に有名です。
スティーヴン・セガール専属の他、アントニオ・バンデラス、ニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントン、アーノルド・シュワルツェネッガー、シルヴェスター・スタローンなどの担当もしたことがあります。
アニメ声優としては、「ブラックジャック」のブラックジャックの声を担当しています。
ムーミンでは、アニメ「楽しいムーミン一家」でムーミンパパの声を担当しています。
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ムーミンパパ 驚愕の出生の秘密!声優はまさかのあの人だった?ママとのロマンティックな出会いも紹介まとめ
男らしく優しそうな姿からは想像がつかない、波乱万丈な幼少期を体験したムーミンパパ。
そんな辛い体験が、よりいっそう自由と冒険に強く憧れるようになったのでしょう。
自由を愛し、冒険が大好きなパパは、家族にとってはちょっぴり困りものですが、少年の心を持った愛すべき存在です。
パパにはもっともっといろんな冒険をして、すばらしい小説を書いてもらいたいですね(笑)



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